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  • 2012/07/08 20:38 |  

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IMG_0558.jpg
*近所の小学校

ベトナムで働き始め約2年とちょっと。

それまでに沢山のベトナム人、日本人、そしてアジア諸国の皆さん、
欧米圏の方達と知り合うことが出来た。

どの方も結構個性があって、忘れられないのだが、とりわけ驚いた出会いは
日本のシニア層、特に団塊の世代の人たちとの出会いである。

■日本では全く出会うことがなかった団塊の世代の方達
IMG_0563.jpg
*重そう。。。

私は1984年生まれの今年で28歳。
思い返すと、祖父や祖母とは生まれたときから
別々の家で暮らしていた。

いわゆる核家族だ。

その後は順調に(と信じたい)すくすくと育ったが、
思い返すと、世代間を超えた付き合いはほとんどなかったように思う。

普段接する大人は親か先生。
新卒で入った会社も若い会社であったためか、
社長も40代、会社の平均年齢は確か20代だった。

そんな環境で育ったためか、「団塊の世代=60代」の方達と言えば、
新聞やTVなどのメディアの中から流れてくるネガティブな情報しかなかった。

「この人たちは税金食いつぶしているんだなー」
「逃げ切り世代か、、、いいよな逃げ切れて」
「退職したのに居場所がないなんてかわいそうやな」

ところがどっこい。
ベトナムでは、かなりの数の団塊の世代の方達、それも半端じゃなくアクティブな方達
(=今後は『アクティブシニア』と記載します)と出会うことになるとは思ってもいなかったことだ。


■ベトナムで活躍するアクティブシニアとは

IMG_0611.jpg
*フエにある遺跡「カイディン帝廟」


ベトナム生活2年間の間で、様々な背景を持つシニアの方達と出会った。

・某大手商社を定年で勤め上げた後、日本語教師資格を取得、在ベトナム歴10年の方

・某大手メーカーで各国の工場長を歴任した後、退職。その後JICAを経て現在一緒に
 お仕事をさせてもらっている方。

・定年退職後、単身ベトナムに乗り込み、ベトナム語話せないのに事業を起した方。


ベトナムに来させてもらって最初に驚いたことが
ベトナム人の皆さんにとって「日本人?おお、よく来たな。」と好印象で迎えて
くれたこと。

それは、彼ら・彼女たちの生活の身近なところでしっかりと愛されて根付いている
日本製品が存在していることが大きい。
「ホンダ」・「ヤマハ」・「味の素」はその代表格である。


もう少し掘り下げると、つまり、かつて先人の方達が
しっかりとこちらで種を捲いてきてくれたお陰。
その貢献の中で、アクティブシニアの方達の足跡は偉大だなと思う。

例えば、現在僕は、まさに団塊の世代の方とベトナムで仕事をさせてもらっている。
この方は、大手メーカーで長い間工場の品質管理を行って来られた方。
つまり、「Made in Japan」の一翼を担ってきた方達の一人。

しかし、僕のような20代にとっては、「ものづくり大国日本」は過去のもの。、
既に、中学校の社会科の教科書では「産業の空洞化が起こっています。日本の製造業やばいです」
といったことが書かれてきたことを良く覚えている。

そのため、当初は、「なんぼのもんじゃい!」と失礼極まりないことを思っていたりもした。
ただ、実際仕事をさせてもらっていると、そのすごいことすごいこと。

僕からするとなんでもない工場の風景が、その方にとっては何が良くて何が悪いかが
見えてしまうのだ。まさに「見えないものを見る」という職人の世界である。

この技術は、今ベトナムでも本当に求められている。

ベトナムは2020年までの「工業国入り」を目指して、現在積極的に
製造業の誘致を行っている。

こうした現場ではまさに団塊の世代の方達が培ってきたスキルが
求められているし、実際、お金にもなっている。

これはこれといったスキルの無い自分にとってはとても羨ましいことだ。
更に、これからこの方を目指そうとしても、もはやそのスキルを培えるだけの
時間も体力も日本企業には残っていそうにない。

どんどん新興国の若い人材がこうしたアクティブシニアの方達の
スキルを身に着け、日本に追い付け追い越せで日々死ぬもの狂いで学んでいる。。。

■今、20代と団塊の世代がつながる意味
IMG_0619.jpg
*黙々と(時々騒然と)勉強するベトナム人学生の皆さん

正直、これまで死ぬほど働いてきて、定年を迎えても尚、
なぜこんなにも頑張るのだろうと思い、一度聞いてみたことがある。

「いや、やっぱり自分が貢献出来ている!って感じられるのは嬉しいでしょ。
 それに、少しでも若い人たち、下の世代の人たちに、自分の経験やスキルが
 役立つのなら、喜んで伝えたいと思うのが年寄りの正直な所なんだよ。ハハハ!」

こんなことを笑顔で答えてくれた方がいらっしゃることを自分は知らなかった。
ここでも愚か者検定1級である。

こんなにも気概があって、スキルも経験もあって、下の世代に返したいと
思っている人たちがいたんだと。

僕は勝手な偏見で、団塊の世代の方達を見ていた。
(逆もまた然りかもしれないが)
でも、ミクロで出会う方達はほとんどが上記のような素敵な方だった。

だからこそ、思う。もっと僕や僕より下の世代の人たちと団塊の世代の方達が
つながったら面白いことになるんじゃないかと。

もちろん、ただつながればいいだけではない。
正直、お互いプライドもあるし、譲れないところが多くて、
衝突もあるかもしれない。

でも、小さくてもいいから、少しでも20代と団塊の世代がつながることに
よって生まれた成功事例を創りたい。

日本は労働人口が減って行ってはいるが、見方を変えたらまだまだ埋もれている
資源が沢山埋まっている国だと思う。

女性の活用!とかはまさに最たるものだと思うし、こうした団塊の世代の方達と
若造のコラボレーションだって、やってできないことはないはず。

実際、今、僕はまさにそういった方と一緒に仕事をさせてもらっている。
だからこそ、自分がその当事者となれるように、今の仕事を成功させていきたいと思っている
ベトナムの夜なのでした。

今回は以上です。
いつもご覧頂き有難う御座います!

地味にFacebookやっているので、そちらでもぜひ意見交換させて頂けば嬉しく思います。
http://www.facebook.com/yasuhiro.kawamura.33

それではまた!

川村

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