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最近は「GCP(=グローバル・チャレンジ・プログラム)」という研修の準備のため、ホーチミンに滞在させてもらっています。

日々、ご挨拶と準備を行なっているのだが、本当に沢山の企業の方々にご協力頂けることで成り立っていると痛感しています。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。

さて、日々、ホーチミンで働く多くの日本人の方々とお話させてもらっていますが、その中で印象深い出会いがあったので、紹介致します。

その方は、とある日系企業から、新規事業の立ち上げで現在ホーチミンに駐在されている。
元々、今の仕事とは全く別の仕事で、2001年から一年間ほどホーチミンの工場で働かれていたとのこと。

当時は、「俺はやれば出来るんだ!」「こんな所で終わる俺じゃない!」と思って突っ張っていたらしいのだが、
それがベトナムに来て、ベトナム人の方たちと働くことで一気に崩れさったとのこと。


工場で働き出してすぐの頃、仕事が一段落して、皆でコーヒーを飲みにいくことになった。そこは比較的高いカフェで、一杯200円はする所だったらしい。もちろん、金銭的には自分の方が恵まれているし、そのことはお互い十分に分かっていたとのこと。

けれども、ベトナム人の方たちは「お前はまだ来たばかりだし、分からないことだらけだと思う、そんな時はいつでも俺たちを頼ってくれよ!よろしくな!」と言って、さらりとその場はおごってくれた。
普通であれば、コーヒーは一杯20円くらいである。しかし、そこは倍の値段はするカフェだ。それを、さらりと奢ってくれたことに衝撃を受けたとのことです。

ベトナムは基本的に招待した人が奢る文化があるのだけれども、それでも当時は衝撃的だった出来事だったとのこと。

つまり「彼らは与えられた環境で、精一杯生きている。それにこうして外国人が来ても優しく接してくれている。対して、自分はどうだろう。今ある環境の中で精一杯生きているだろうか。ただただ不満を言うだけで、何もしてこなかったのではないか。」と感じたとのことです。

その後、日本でもう一度頑張ろうと決意し、約10年間、日本で働かれます。そして、時代の流れもあり、会社がベトナム進出するぞ!となった時に、この方に白羽の矢が立ったとのことです。

この話を伺った時、僕も似たような経験をしていたので、とても共感してしまった。
言葉も分からず、つてもなく、お金もないままで初めて来た土地がベトナム・フエだった。
ぶっちゃけてしまえば「使えない外国人」であったのは間違いない。

それでも当時は、「いや、俺はやれば出来るんだ」と虚勢を張っていたと思う。それから沢山迷惑を掛けて、自分の至らなさを知りました。ただ、そんな中でも、優しく接し続けてくれた人たちが、ベトナム人の方たちだったし、在住日本人の方たちだったりした。明らかに定員オーバーな部屋の中に、嫌な顔一つせず、泊めてくれたこともある。僕が泊まるときだけ、食事に卵焼きを作ってくれた学生もいた。

そんな時、痛感したのが「無力感」だった。「自分は何も出来ないちっぽけな存在だったんだ」ということである。ただ、この思いは何ら悪いことではないと思う。なぜなら、無力感と同時に、「自分が今まで生きてこれたのは周りの人たちのお陰なんだ」と、自然と感じるようになるからだ。

自分がピンチの時は、自分自身は見えていないのだが、後で振り返ると、実に多くの人たちが密かに助けてくれていたこと。そんな人たちの一回一回のご協力のお陰で、今の自分があるんだということ。

「んなもん当たり前だろ!」と思われるかもしれない。もちろん当たり前なことなのだが、「肌感覚」として実感したのが、僕の場合はベトナムに来てからだった。本当に愚か者検定1級だなと思う。

僕はいわゆる日本のレールを比較的順調に走ってきた人だと思う。当たり前のように大学に行ったし、浪人までさせてもらっていた。。。ただ、そこから半ば強制的に外れ、ベトナムから日本を、自分という存在を見つめなおした時に、日本の先人たち、そして自分の周りの人たちについて良く考えるようになった。来た当初は分からなかったけど、約2年を経て、やっとこさ周囲を見れるように少しはなったのかもしれない。

こうした事に気づけただけでも、ここに来て、本当に良かったと思う。気づかせてくださったベトナム人の友人たち、日本人の人たち、そして日本の友人、家族に改めて感謝したい。

このブログを読んでくださっている方の中には、今どうしようもない無力感を感じている人がいるかもしれない。でも、その感覚は、全く悪いことではなく、今一度、自分を再出発させることが出来る力強い味方であると思う。

ちっぽけでしょうもない自分、周りと比較してしまうとどうしてもしょぼい自分。。。
でも、そんな中だからこそ、そんな自分を自分で認めることから、これからが始まるのではないか。
そんなことに気づけた自分を愛してやろうではないかと。


そんなことを思った今日この頃なのでした。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!


川村

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