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先ほどの続きです。

■4:学び

ここでは自分自身の学びを記したい。
今回は、訪問先の方たちばかりではなく、現役の日本の大学生、ベトナムの大学生など
沢山の視点からベトナムと自分を見つめ直すことになった。

その中でもとりわけ印象的だった言葉を基に、自分の学びを書いていく。

「どうして同じ服をきて、同じように笑って話しているのに、
  同じことをやって、もらえるお金は違うんだろう」(関西の大学に通う男子学生より)

これは、ツアー3日目の振り返りMTGをしている時に出た言葉である。
今回のツアーでは日本の大学生とベトナムの大学生がペアで動いていたため、
ベトナムの学生と話し込むことで、生まれてきた疑問なんじゃないかと思う。

また、別の参加者が、少し高めのコーヒー店(一杯75円ほど)に入ったときに、
ベトナム人学生が遠慮していたのを見て、同じことを感じたという。

実はベトナムに来た当初、僕も全く同じことを感じた。

日々接してくれる学生たちは、日本語は本当に上手だと思ったし、
気遣いも自分なんかと比べ物にならないくらい出来ていた。

さらに、家族を大切にし、兄弟姉妹の面倒を当たり前のように面倒見ていた。
しかも自分の勉強もしながら。

そんな僕からしたら見習うべきところばかりの学生たちが
いざ「就職」となったときに、月収100ドルと聞いて唖然としたことを今でも覚えている。

「なぜこんなに能力があるのに、月給で100ドルしかもらえないのか?
日本なんかほとんどが何も出来ない状況で入社するのに、20万円の給料が約束されている。。。これはなぜなんだ。」

この時、ベトナムの「現実」というものを感じた。
一方で、日本という国に生まれただけでいかに恵まれていることなのか、
そして日本の先人たちの努力の結果が、この物価差に現れているんだと意識することになった。

一方でこのまま安住し続けることはもう出来ないと思っている。
現在でも急速にインフレを続けるベトナム。
一方でデフレが止まらない日本。本当に少しずつであるが、じわじわと物価差は縮まってきている。

さらに、ただでさえ不景気が国を覆っていた日本に、追い討ちをかけるような今回の震災。
昨日、お会いした日本の経営者の方は、多くの企業が集積する東京がストップすることで、
自社の資金繰りが悪化して、大変なことになっているとおっしゃっていた。

これは今回の震災が災害だけではなく、日本の経済にもこれから大きな打撃を
与えていくことになるのは必至だろう。

こうした現実を目の前にして右往左往するばかりでは前には進めない。

僕にとって、この日本の危機的状況は、これを糧に
「自分自身がどう変化していくのか」を神様から突きつけられていると感じた。

これまでのように再び経済大国を目指すのか。
いやいや、「課題先進国」日本として、今ある問題を世界に先駆けて解決し、
それを基に他国へ貢献していく新しい国の形を目指すのか。

さらに、「個人」に焦点を当てたとき、こうした状況の中にいかにして
生きていくのか。

就職して一般的な企業に入ること。
海外で駐在員として、現地採用として働くこと、
また、社会企業と呼ばれる企業で働く。そういった企業を興すこと。
NPO/NGOで働くこと。

幸運にも現段階ではこの無限に拓かれた選択肢を選べる立場にいる日本人。
正解なんか誰にも分からない。

ただ、その選択肢の多さによって迷ってしまうこともある。
人が「これが良いよ」と言う選択肢を選んでしまいそうになることもある。

いっそのこと、高度成長期に生まれて、「いい大学入っていい会社入れ!」
という価値観がよしとされていた時代に生まれた方がどれだけ楽だったかと思うこともある。
だたもうそんな時代には戻れない。戻らなくていいと思っている。

何が正解なんて分からないし、1人ひとりが見出していくしかない。

幸いなことに、ネットの発達によって、個人が動き出していくための
ツールはほぼ整っている。

さらに、自分が発信し続けていれば、1万人に1人くらいは同じような問題意識を
持っている人と世界中どこにいたって出会える時代。
「言葉は分からないから、、、」と言って、内にこもってしまうなんてもったいない。
そんな時は、、、グーグル先生の力を借りて、やり取りすればいいんです(実話)。

変化のその先が合っているか間違っているかなんて問題ではなくて、
変化しようと行動し続けていること、そのものが本当に尊いこと。

これからもそんな場を作っていこうと思った次第である。

②以下、ツアー終了時にベトナム人学生から頂いた言葉です。

・私たちはお金がないし、バイトをしてもまず外に出ることはできない。
 だけど、日本人と接することでベトナムを見つめ直すことが出来ました。
 本当にありがとう。
・今回、日本の学生と接したことで、これからベトナムのことをもっともっと好きになると思う。
 また、日本は地震があって少しずつでも取り戻せるように努力できている。凄いなと思う。
 私が日本語を選んだことは間違いじゃなかった。将来は絶対に日本に留学したい。

これは、日々学生たちと接している身として本当に嬉しい言葉だった。
よくベトナムに来る日本人の方たちは「成長している国にいる若者の考えを知りたい」
とおっしゃることが多い。
僕自身、それを知りたかったし、学生たちに何度も質問してきたけれども、
「うーん、良く分かりません」という言葉ばかりで、いまいち腑に落ちなかった。

けれども、よく考えたら当たり前だったんだ。
学生たちだって、外国に出たことがある人なんて本当に一握り。
自分の国を客観的にみる機会は今まで余りなかったんだと。

学生たちにとっても、ベトナムを見つめ直す機会になり、
自国の良い所を認識できる機会となったら、それは本当に嬉しいこと。

日々、日本語を学びながらも、中々日本人と接する機会が少ない学生たち。
これからも少しずつだけれども、こうした機会を作っていこうと思う。

日本の教育は「信頼」を得るための教育。一番難しくて、一番大切なことを
 教えているんだ。(ある日系企業の方の声)

これには、自分自身についてかなり反省させられました。
実はツアー開始前に、大失敗をやらかし、ベトナム人の皆様に
かなりの迷惑を掛けてしまっていた。

同じ日本人の方に
「お前は日本の恥だ」とまで言われてしまいましたが、、、
まさにこのツアー最中にも何度も何度も痛感。

ここでミスをすることは、一個人川村が失敗したということではなく、
同じく働く日本人、引いては日本人の印象そのものに悪影響を
与えてしまう。

ツアー中、あるベトナム人の方が日本人に求めることについて
「働き方が他の人たちの見本になる。だからこちらに来てもらています」
とおっしゃっていた。

これまで散々偉そうなことを書いてきたが、こうした当たり前な
出来ていない自分にとって、この言葉はかなり衝撃的でした。

まずは一歩一歩、当たり前なことを出来るようにしなければならない。
いや、絶対にしなければならないと思い知ったツアーでもありました。。。


以上。
多分、後日、追記すると思うが、今今ではこんなことを思っております。

最後になりますが、このツアーに関わってくださった皆様へ
心からお礼を申し上げたいと思います。

皆様が1人でも欠けたら、このツアーは成り立ちませんでした。
つくづく1人では何もできないことを痛感した日々でした。

一方で、みんなでつながれば、何だって出来るんじゃないかと
感じずにはいられない日々でもありました。

これからもどうか宜しくお願いします。

川村泰裕

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