最新2013年01月の記事一覧

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唐津周平。当ブログでも度々登場している男

唐津2



ベトナム第3の都市ダナンで働いていた若造である。(といってももう27歳だが)

そんな彼が23歳から働き続けていたダナンを離れ、2013年1月より、気持ちを新たに
日本で活動をすることになった。
所属していた会社も退職し、これから単身、日本で仕事をつくることになる。

日本で無職になり、更に無職になって帰ってくる

というチャレンジングな決断をした彼を人は笑うかもしれない。

でも、僕は間近で彼と活動をしてきた人間として、心から彼のこれからを
応援したい。願わくば日本でも一緒に何か出来ないかと思っている。

だから、改めて彼への感謝の気持ちを伝えると共に、彼のこれからの活動を紹介したい。

■唐津さんが日本でやりたいこととは?
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(日本で開催された「ベトナム×スリランカ×日本」パーティー中の一枚)

唐津さんは現在、「日本に住んでいる外国人の人たちの支援」
を仕事にするべく活動中だ。
具体的な仕事の形はこれから見つけていく予定である。

彼自身、約3年間、ベトナムダナンで「外国人」として活動をしてきた。
最初は友達ゼロ、語学力ゼロ、実力ゼロの状況。

しかしそんな中でも、心あるベトナム人の皆さん、そして「日本人」という先人たちの
資産のお陰で、生きていくことが出来た。

特に、彼と付き合って頂いていた日本語を勉強しているベトナム人の方達には
感謝しても仕切れないほどお世話になっていた。

彼ら、彼女たちが居てくれたからこそ、唐津さんはベトナムを好きになることが
出来たんだと思う。

しかし、翻って、唐津さん自身が日本人として日本に住んでいたとき、
日本に住む外国人の人たちにどれだけ関心を持っていただろうか。


彼曰く「大学のゼミに居た外国人留学生はほぼ無視していました
という有様。
というか、いじめていたとかではなく、「関心を持っていなかった」という言葉が正しいだろう。

これには僕自身ハッとさせられた。
なぜなら全く同じことが自分自身にも言えたから。

僕の母校である早稲田大学は、国内でも有数の留学生数を誇る大学(らしい)。
しかし、大学4年間で、留学生の友達は一人もいない。

この話題についてお互い話すと「俺たちは愚か者検定1級だな」という話で落ち着きます。


「海外でも活躍できる日本人の育成」が騒がれて久しい。

日本市場が縮小していく中で、これから拡大が見込めるアジア市場で
如何に活躍出来る人を育てるかはこれからの日本企業にとって大きなテーマである。

「外へ外へ!」という気持ちは確かにわかる。
一人でも多くの日本人が早い段階から日本以外の国で働く経験を積むことは
本人にとって掛け替えのない経験になる。これは実体験からも思うことだ。

でも、忘れられがちなことが「日本にいる外国人」のことだ。

アジアの中では日本はまだまだ経済大国のひとつである。
だから、多くの優秀な外国人の方達が日本を訪れてくれている。

例えば、現在日本にいる外国人留学生数は約13万人と言われている。
その中で約4000人がベトナム人留学生だ。

折角、日本に関心を持ってきてくれている留学生の皆さん。
お互いが密に関わり合いを持つことで、新たな気づきが
生まれることは間違いないだろう。

しかし、そんな留学生の人たちに一体日本の大学生はどれだけ
関心を持っているのだろう。少なくとも僕は全く持っていなかった。
何てもったいないことをしていたんだろうと痛感する。

余談だが、僕は今年、久しぶりに実家のある名古屋で正月を過ごした。
高校時代の友達と飲みに行くべく、地下鉄を乗っていたときのこと。

車内にて、何やら聞き覚えのある言語が。。。ベトナム語だ!
何とたまたま隣に座った方がベトナム人留学生だったのだ。

ためらうことなく、ベトナム語で話かけると「!!!!!」と
先方も無茶苦茶驚いていました。

聞くところによると、なんとフエ出身の方であった。
日本には3年前に留学に来て、現在は大学生であるとのこと。
しばし、フエ弁での歓談を楽しんだ後、携帯番号を交換し、
その後は「hen gap lai(またね)!」といって別れた。

ほどなくしてメールを頂いた。するとこんなことが書かれていた。

「今日はありがとうございました。まさか日本でベトナム語で会話できるとは
思ってもいませんでした。

日本で、日本人とベトナム語で会話できることが
こんなにも嬉しいことだとは思いませんでした。
本当に有難う御座いました。
これからも宜しくお願いします」
と。

このメールを頂いたとき、素直に嬉しかった。
と同時に、彼のこれまでの苦労が行間から読み取ることも出来た。
彼の周りにはベトナムに関心を持っている人は少ないのだろう。
なぜ彼が日本に留学しているのかすら関心を持っていない人も多いんじゃないか。

何か良いか悪いかではなく、
僕自身がそんな学生だったので、何だか「本当に申し訳ありません!」
という気持ちになってしまった。

■唐津さんを通じて見る「テーマを持って生きる面白さ」

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(ベトナム人の皆さんとソーラン節を踊った時の一枚)

そろそろ筆をおきますが、再度に一言。

唐津さんと接していて思うことが
「テーマを持って生きること」は人生をより楽しくする
ということだ。


「自分が何をやりたいのか」
「自分はこの仕事に向いているのだろうか」

こう思い悩む人は多いと思う。
何を隠そう自分自身も日々葛藤中だ。


唐津さんの場合には、幸いにも人生を掛けて探究していきたい
テーマを見つけることが出来た。

沢山の選択肢の中から一つに絞り込むことには
勇気が必要だ。

彼の場合は、自分自身の体験が後押しとなり、
ゼロから、「日本にいる外国人の支援」をしたいと
思うようになった。

テーマを見つけることは本当に難しい。

自分自身が「挑戦と克服」を繰り返していかなければ
人生を掛けたテーマは見つからない。

逆に、「テーマ」さえ持ち、誠実に活動していれば
共鳴しあう仲間はSNSを通じて繋がりやすくなっている。

23歳リストラという追い込まれた状況からベトナムに行くという
決断を下したこと。
彼の後には僕を始め沢山の日本の若者が後に続いた。

さらに、人生を掛けて追い求めたいテーマを見つけ、
裸一貫で日本で活動をしようと決断している。

自分自身に起こってしまったことは真摯に受け止める。
それを時にはネタにして、人を楽しませるユーモアを持っていること。
一方、譲れないところは譲らず、自身のテーマを追い続ける。

そんな面白さと強さを持った唐津さんにはこれから沢山の
人の輪が出来るんだろうと僕は確信している。

中国の諺には
「飲水不忘挖井人(水を飲むときには井戸を掘った人を忘れない)」
という諺がある。

唐津さんはまさに井戸を掘った人。
僕はそんな彼にこれからも感謝をし続けるだろう。


最期に、、、
そんな唐津さんがベトナムと日本で活動出来ているのは
一重に彼を支えてくださる皆様のお陰です。
僕からも深く御礼を申し上げます。


七転八倒、抱腹絶倒、試行錯誤を続ける唐津さんを
これからもどうかよろしくお願い致します。

唐津さんのこれからに幸あれ!

川村@HCMより
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