最新2010年08月の記事一覧

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石井彩子さん来る!

先日の藤田悠さんに続いて、早稲田祭運営スタッフの後輩であった石井彩子さんにお越し頂いた。

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*ちなみにこの方は石井さんではなく、ご友人の方。

彼女は今、早稲田大学の大学院でベトナム中部の遺跡の発掘&研究を
している。
(ブログ:http://khaocothapcam.blog134.fc2.com/)

丁度、僕の大学の同期を経由して
「川村がなぜかベトナムに出稼ぎ(!?)に行っているらしい」という話を聞き、
ツイッターから連絡をもらったことがそもそもの始まり。
本当にどこがどうつながるかは分からないものだなー。

さてさて、当日はフエの遺跡を中心に案内をさせてもらった。
何といってもその道の専門家なので、生徒たちとドキドキしながら回ることに。

カイディン帝廟~トゥドゥック帝廟~フエ王宮の3つを回った。
生徒たちは相変わらずワイワイとしており、終始遠足気分。

それにしても、ベトナム人のあっけらかんとした性格はとても面白い。

例えば、出発前に「先生、私に任せてくださいね」
といっていた生徒が、到着するや否や

「先生、実は私はここに来るのが初めてなんです。先生、助けてください(キリッ」

と日本で考えると、「ええ!なんて無責任な・・・・・・」と捉えられがちな行動が度々起こる。

こうしたことは過去に何度も経験したが、こうした「善意の無責任」な風土は
一体どうやって育まれるんだろうか。。。今ではこれも愛嬌があって好きになってしまったが。

実際、その学生は周囲の人の助けを借りて、何とか乗り切ってしまっている。
うーんたくましい。。。
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*カイディン帝廟での一枚

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*トゥドゥック帝廟にて。ハスの花の種が池に沢山あったため、
「あれは美味しいです」といって、決死の作戦で取りに行くことに。
こけなくて良かった。。。

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*フエ城にて。


■次なる観光を考える


さて、そんな楽しい観光地巡りも終わり、いきつけのバインセオ(ベトナム風のお好み焼き)を食べに行く。
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*これで15000ドン(=約75円)。現地感覚からしたら少々高いがうまいので、何度も通ってしまう。

バインセオをほお張りながら、盛り上がったのが観光についてのお話。
観光とはもともと、「人生を切り拓く光を心で観る」というのがそもそもの語源。
(by経営哲学者アインバールハイトの言葉)

ということは、その光とは何だという話に。
僕はこれまで20人近くの方達を案内をさせてもらって、感じたことだが、
その光は「人」だと確信している。

これに関連して、石井さんの研究内容がとても興味深い。
石井さんは、名も無い一市民のお墓の調査・発掘を通して、その地の文化を調べている。

ずっと調べていると、その人がどんな人だったのかが徐々に
分かるようになってくるとのこと。

その地に生き、死んでいった人一人の目線から、当時の状況に思いを馳せることが
楽しくてたまらないとのことで、現在ベトナムに深く入り込みながら研究をしている。

この話を聞いていて「なるほど」と思うと同時に、次なる観光の形が
おぼろげながら観えてくるように思う。

ベトナム中部には世界遺産が有形無形なものを含め、4つある。食べ物も美味しいし、歴史がある都市が多い。
特にフエは、かつて都が置かれていたこともあり、世界遺産でなくとも、名所と言われるところは沢山ある。

しかし、どこか味気のないものになってしまっている。
僕が感じてるこの国の魅力であるこの地で生きた、そして生きている「人」の息遣いがまだ伝え切れていないのだ。
つまり、「人」に焦点を当てた観光がまだ誰も出来ていないということが挙げられるのではないかと思う。

例えば、フエはかつて「グェン王朝」という都が置かれた歴史ある街だ。
この王朝は宗主国であったフランスに翻弄されながら、苦難の道を歩み続けた歴史を持っている。
だから、各皇帝はそれはそれは悩んでいたと思う。実際に一部の帝廟では、その悩みが綴られた
石碑なども残っている。そういう話を聞くと、皇帝も一人の人間で悩んだんだなと
感情移入することが出来る。

ただ、それは一部しか解き明かされていない。
先代からどんな意思を受け継ぎ、どんな想いで政治に当たったのか。次代の皇帝へどんな
思いでバトンを渡したのか。僕はそこを知りたい。

「かつての都」という歴史が立派過ぎるため、名所の外枠に焦点が当たりすぎてしまい、
一人の人間の生き様がどこか隠れてしまっているように思う。
また、これは名所の説明だけに言えることではない。

今、フエに生きる人たちの息遣いも中々感じる機会は得られない。
一般的にフエ人の気質はは「真面目」「我慢強い」「ケチだ」などと言われている。
(もちろん、全員が全員そうではない。。。)

こうした気質はなぜ育まれたのだろうか。
各皇帝からのどんな政策が、一般庶民にまで影響を与えたのか、また逆もあったんじゃないか。

そして、今のフエ人たちに直に接する機会もつくっていきたい。
今の日本人だとびっくりするような(良い意味での)お節介焼きだし、
そんなお節介が、心の染みることが多々ある。

この地で生きる人との関わり合いの中で、気づかされるものは多々ある。
それは相手にも言えることだと思う。

「コンテンツ」を消費する観光ではなく、

「人」に焦点を当て、関わり合い、新しい物語を作っていくような観光。


僕は日本にいるとき、よく講演会の運営側をしていた。
良い講演会のときは決まって、その方が一人称でお話をされたときだった。

かくあるべき論ではなく、もっと生々しくて、人間臭い、けれどもどこか温かみのある話をされたときは、講演会終了後も、その熱が会場に満ちて、参加者の方たちも非常に満足されたことが多い。

これは観光にも活かせるのではないかと思う。よし、これをやろう。

■時代の流れは「人」に回帰している?


また、日本ではこうした「人」に焦点を当てたサービスが続々と出てきているし、
そして支持を集めている。

例えば、NPO法人ETIC.


今では一般名詞化している「インターンシップ」を日本に普及させた団体である。
僕は大学3年~4年に掛けて本当にお世話になった団体であり、今でも感謝をしている。

この団体の凄いところは、徹底的に「一対一」の関係に焦点を当てて、
10年以上も取り組んできたところだと思っている。

通常の「就業体験」が目的のインターンではなく、「成果」を出すことに主眼を置いたインターンになっている。

だからこそ、学生も受け入れ企業側も本気で関わり合う。
そこで発生する熱が、双方に刺激を与え合い、人一人の心を揺さぶっていく。
活動開始し始めたときが、90年代前半であり、始めは学生団体であったことも驚かされた。

僕自身、ETIC.自体にインターンをしていたとき、この熱に触れてきたし、
いつかこいういう人たちになりたいと、今でも思っている。

今でこそ、若者支援組織の第一人者になっているが、始めた当初からこうした一対一の
関係に注力し続けてきたことが本当に凄い。

また、東京仕事百貨も同様に「人」に焦点を当てた、日本で始めての求人紹介サイトだ。

給料や勤務地ではなく、そこで働く「人」の考えやワークスタイルなどを通じて、
本当に面白いと思える仕事のみ紹介している。

今や大人気のサイトとして独自のポジションを築かれている。

そして東京R不動産


見る人が見れば、価値のある情報(ちょっと古いけど、雰囲気がいいなど)を切り口にした不動産を紹介
するサイトである。

これも一人の「人」が見た視点で書かれた情報であり、いわば「人」に焦点を当てた作りと
なっている。不動産業界では大人気サイトなので、ご存知の方も多いのではないかと思う。


以上!余りに色々思いついたので長くなってしまった。。。

石井さんと沢山話すことでアイディアも湧いたし、何より楽しかった。
こうして縁が繋がって、広がっているのは何だがとても嬉しい。

これからもどうかよろしくです!
着てくれて、本当にありがとうございました!

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